MAX/MSPのパッチに出会い、「ドラびでお」の原型ともいうべき「パラドラム」ができた。「パラドラム」では、MIDIドラムを演奏していたがやはり生のドラムを叩きたい。そこで山口情報芸術センター(YCAM)の伊藤隆之さんがセンサーを開発。生のドラムにセンサーをつけて、市販のMIDIコンバータによってMIDIノートナンバーに変換し、MAX /MSPを入口にしている。そしてArKaosは出口の役割を果たす。「Arkaosはソフトというよりもエフェクター感覚で使ってます。軽くて、正確で、安心して任せられるエフェクターという感じ。MAX/MSPでも同じようなことはできるけど、ものすごい量のパッチを組まなければならない。ArKaosを使うことによって、作業も早いしドラムを叩いた時のレスポンスも速い。直観的に操作できますよ。」
山口を拠点として
------「無駄なことが大事」
山口県山口市に住み、前衛的な活動を続ける一楽さん。地方を拠点にしながら常にアンテナを張り続け、作品を発信していく原動力はなにか。「情報がないから、逆にいびつなものができたんだと思う。勘違いのなせる技っていうのもあるかもしれない。情報のなさから妄想が広がる。妄想ってとてもオーバーなもので、1のものを10にするようなところがある。例えば足でギターを弾いている人がいるとする。けれど、情報がないからどうやって演奏しているのかわからない。そのCDを何度も聴いて、どうやって弾いているのかなと妄想を膨らませながら一生懸命手で弾いて真似をしてみる。そこから逆に新しいものが生まれる。無駄なことが大事、それが地方の特権です。」と語る。「都会には、演奏がうまい人はたくさんいるけど、だから何?って感じ。そんなのには興味がない。」
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昔は、海外からアーティストを呼んでライブをやっていたが、田舎に帰ってきたら、なんにもしないほうがいいと語る。なんにもないから好きだという湯田温泉駅近郊の一楽さん宅。
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2005年
・ARS Electronica(アルスエレクトロニカ)Digital Musics部門でHonorary Mention賞受賞
・夏のラフォーレグランバザールのCMに起用
2006年 6月
・「SONAR」バルセロナに招待
・ シアターアプルにて猫ひろし2デイズ「巨人」にゲスト参加
2006年10月
・「SONAR TOKYO」に招待
・「SONAR Seoul」に招待
2006年12月
・「altarnativa festival」(チェコ/プラハ)に招待
・「London LMC festival」に招待
2007年 6月
・ウェネツィアビエンナーレに招待
■経歴・受賞
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ArKaosVJ 3.6.1 MIDI
MIDIコントロールに完全対応したVJソフト。MIDIキーボードで映像をコントロールでき、Rewire対応でDAWソフトウェアとも同期可能。パフォーマンスを記録・再生するイベントレコーダを搭載。マルチカメラインプット・マルチスクリーン・マルチプロジェクションにも対応。
■ArKaos 製品情報